熊田:
本日はお忙しい中、インタビューのお時間をいただきましてありがとうございます。
早速のご質問になりますが、今回ご提供させていただいたアイデアのうち、最終的にいくつをご採用いただけましたでしょうか?
山田さま:
はい、3案です。
熊田:
3案ご採用いただき、大変嬉しく思っています。とはいえ、今回unlockへの初めてのご依頼で、何かしら不安等もあったのではと思うのですが、そこはいかがでしたか?
山田さま:
テイボーとして出せる情報が限られているので、それをunlockさんに聞いてもらった範囲で、突拍子もないような、もう物理の法則にも引っかからないような夢物語が出てこないか、またはごくごく一般的な案が出てきたりはしないか、という心配はありました。
実際にunlockさんとのヒアリングの中で、「過去に社内であったアイデアは(提案から)外してほしい」とお願いしていました。自分の過去の経験では、経営陣が変わると同じアイデアでも(以前は採用されなかったものでも)「良いと思うから検討して」ということが何度も繰り返されていました。またそんなふうになってしまわないか、という不安はありました。
熊田:
そうなんですね。突拍子もないアイデアとか、誰でも思いつくような案とか、過去に検討済だったものとか、そういったことがunlockから出てきたらという懸念がおありだったのですね。では、そのご不安に対して、弊社からご提示した6案についてはいかがでしたか?
山田さま:
既存の考えも踏まえつつ、新しいエキスのようなものがしっかり乗っかっていて、私としてはお願いして良かったな、と思っています。
河内さま:
いただいたアイデア6案はいずれも素晴らしいアイデアだったと思います。やはり我々だけだと、その「シーズ」を使って何かアイデアをというところだったり、その新製品(案)にどんな優位性があるのかという競合分析やターゲット分析だったりが難しい部分があります。unlockさんは新製品や新規事業の考え方として、しっかりとした『軸』を持って考えられているのが良かったですね。
この6案のうち3案を採用して、残りの3案を見送りとした理由は、「作るフェーズ」が今のところ難しいという理由で見送ったのであって、企画自体は6案とも良かったと思っています。
熊田:
お褒めの言葉、大変嬉しいです。アイデアの「意外さ」「目新しさ」といった点では、弊社のご提案に関してどのように感じられましたか?
河内さま:
当社もこの25年間に製品の新用途や開拓をして、いろいろなところに相談したりもしてきました。20年くらい前にA社さんへ相談した時には、猫や犬に関わるモノの案も出たんです。
我々の技術部門や営業が(アイデアを)考える場合、今あるペン、タッチペン、化粧品、芳香剤、そういった製品から離れたい、外したいと思っても、なかなか離れられないんですね。そこで新しいアイデアが出ない。でもunlockさんは、市場の状況を分かった上でアイデアを出されるのが素晴らしいところだなと思います。
熊田:
ありがとうございます。我々がアイデアをご提案した際に、「ある程度思いつきそうな範囲ではありながら、自社では具体的なところは検討できていない。具体的なアイデアやコンセプトがあると、それを社外へ話を持っていけるのでありがたい」といったコメントもいただきました。
ご自身で考えられていたことが、unlockによって“具体化”されることで、その効果や気づきになったことは何かありましたか?
河内さま:
そうですね。当社ですと、「この機能を使ったら…」というところまでは考えがあるのですが、製品イメージまでは行きつかないケースがあるので、やはりその点はお願いして良かったと思っています。
いただいた6案のうち、4番目だけをunlockさんにお願いして、2番目・5番目・6番目の案はある程度近いところまで当社だけで形にできるかも、とは思ったのです。しかし具体化するとなると、他の開発の手が進まなくなったり、やはり自分たちではその価格やターゲット、消費者の反応といったリサーチまでやれなかったりで、事業化するまでに至らない。だからやはりunlockさんにお願いするのがいいだろう、という結論になりました。
熊田:
ありがとうございます。今お話しいただいたところもありますが、アイデアを形にして具体化していく中で、unlockに今後期待する役割やサポートを教えてください。
河内さま:
まずは、大きな事業とはいかなくても、具体的にこういうものが売れました、というところまで行ければ良いなと考えています。
半年経った時に、こういった商品を、このくらいの価格・ボリュームゾーンでと期待して、販売に動き出すところまで行ければと思っています。
津島:
承知しました。我々もぜひお力添えができればと思っております。
本日はありがとうございました。