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2025.2.20
新規事業の顧問サービスの支援内容と上手な使い方
新規事業

新規事業の立ち上げは、企業にとって大きな挑戦です。その一方で、多くのリスクと機会がともないます。

新規事業の立ち上げを成功させるには、緻密な計画と実行が欠かせません。しかし、内部のリソースだけでは十分なサポートが得られないこともあります。

そこで、重要なのが「新規事業顧問サービス」です。

本コラムでは、新規事業顧問サービスの基本概念から、具体的な業務内容、さらには顧問サービスを効果的に活用するためのポイントまで、幅広く解説します。

また、顧問契約のメリットとデメリットを検証し、コンサルタントの選び方やコミュニケーションのポイントについても詳しくご紹介します。

新規事業顧問サービスとは

新規事業顧問サービスとは、企業が新たな事業を立ち上げる際に専門的な支援を提供するサービスです。市場調査や競合分析、事業戦略の策定、ビジネスモデルの構築、資金調達、法的手続きなどを支援します。

新規事業顧問サービスの主な目的は、新規事業の成功確率を高め、リスクを軽減することです。企業が持つリソースや技術を最大限に活用し、持続的な成長を実現するために、最適な戦略や実行計画を提供します。

当社の顧問サービスでは、unlockの経験・知見・スキルを活かした新規事業顧問サービスサービスを提供しています。新規事業の立ち上げでお悩みの方はぜひご検討してみてください。

新規事業コンサルタントの主な支援内容

新規事業顧問サービスを請け負っている新規事業コンサルタントは、企業の新たなビジネスやサービスをサポートしています。新規事業コンサルタントの具体的な支援内容は、以下の8つです。

1.新規事業案の提案

新規事業コンサルタントは、企業に対して市場の動向や競合分析を基に新規事業案を提案します。提案では、ビジネスチャンスを明確にし、企業の強みやリソースを活かせるアイデアを提供しなければなりません。

具体的には、革新的な製品やサービス、または新たな市場への参入戦略を示し、収益性や持続可能性を検討します。

さらに、提案に伴うリスクや課題についても事前に分析し、解決策を提示することで、事業の成功確率を高めます。

新規事業案の提案に必要なアイデア出しでお困りの方は、unlock独自のアプローチでお客様の会社の潜在的なアイデアを引き出す当社のアイデアプランニングをご検討ください。

また、新規事業案の提案では、事業概要をまとめた「新規事業企画書」が必要です。新規事業企画書について知りたい方は、以下のコラムを参考にしてください。

通る新規事業企画書の書き方とは?通過率が劇的に改善するチェックリストも紹介!

2.市場調査と競合分析

新規事業コンサルタントは、ビジネスチャンスを見極めるために市場調査や競合分析を実施します。

市場調査では、顧客のニーズやトレンド、競合状況、業界の成長性などを分析します。これにより、企業が新たに参入すべき市場や、提供すべき製品・サービスの方向性を明確化できるでしょう。

また、ターゲット市場の規模や成長予測、消費者行動などのデータを基に、リスクと機会を評価し、事業の成功確率を高めるための基盤を構築します。

当社のマーケットリサーチでは、「先行プレイヤー調査」、「需要調査」、「会議事例調査」、「プロダクト構想用調査」の4つのリサーチメニューでお客様の市場調査をサポートしています。新規事業における市場調査と競合分析でお困りの方は、当社のマーケットリサーチをご検討ください。

3.新規事業アイデアの創出・評価

企業の成長を促進する革新的な事業案を見つけ出すことも新規事業コンサルタントが提供している支援のひとつです。

新規事業におけるアイデアは、市場トレンドや顧客ニーズ、企業の強みを考慮し、新製品やサービス、ビジネスモデルの可能性を探ります。その後、これらのアイデアを収益性、実現可能性、競争優位性などの観点から評価します。

そして、評価結果に基づき、成功確率の高いアイデアを選定し、実行に向けた具体的な計画を策定することで、企業は持続的な成長を目指せるでしょう。

新規事業のアイデア出しでお困りの方は、こちらのコラムをご覧ください。

新規事業を立ち上げる5つのプロセスとは?「掛け合わせ」アイデア思考法についても解説

4.ビジネスモデル設計

新規事業コンサルタントは、ビジネスモデルの設計において企業が持続的に収益を上げる仕組みを構築します。ビジネスモデルの設計には、顧客セグメントの特定、価値提案の明確化、収益源の設計、コスト構造の分析が含まれます。

コンサルタントは市場や競合の状況を踏まえ、最適な販売チャネルや価格設定モデルも提案しなければなりません。

また、企業の強みを活かした差別化戦略を構築し、競争力を高めるための具体的なアクションプランを策定します。

ビジネスモデルの策定でお悩みの方は、こちらのコラムをご覧ください。

ビジネスモデルの構造と新規事業アイデアの考え方

5.マーケティング戦略の策定

新規事業コンサルタントは、企業の目標達成を支援するために効果的なマーケティング戦略を策定します。具体的には、ターゲット市場や顧客層の特定、競合分析を基にしたポジショニングの設定が含まれます。

また、価値提案を明確にし、ブランド戦略や価格戦略、販売チャネルの選定なども支援のひとつです。

さらに、デジタルマーケティングや広告キャンペーン、PR活動などを通じて、顧客への効果的なアプローチ方法を提案し、事業の拡大をサポートします。

当社のターゲットファインダーでは、新規事業で培ったノウハウをもとにターゲットを明確化するため、マーケティング戦略を策定しやすくなります。マーケティング戦略の策定でお困りの方は、当社のターゲットファインダーをご検討ください。

6.リスク管理

新規事業コンサルタントは、事業の成功確率を高めるために新規事業におけるリスクを管理します。

リスク管理では、市場変動、競合の動向、法規制の変化、資金不足など、事業に影響を与える可能性のある要因を特定・分析します。これにより、潜在的なリスクに基づく、適切な対策の策定が可能です。

さらに、リスク軽減策として、資金計画の見直しや事業モデルの柔軟性を持たせる戦略を提供し、予期せぬ事態への対応力を強化します。

7.実証実験の計画策定と実行支援

新規事業コンサルタントは、新規事業の成功可能性を検証するために実証実験の計画策定や実行支援も提供しています。

計画策定では、実証実験の目的、対象市場、評価基準を明確にし、実験の規模や期間を設定します。コンサルタントは、リソースの最適な配分や必要なパートナーの選定をサポートし、実験が効率的に行える環境を整えなければなりません。

実行支援では、進捗状況のモニタリングやデータを収集・分析し、事業の本格展開に向けた改善策を提案します。

8.事業計画の実行支援

新規事業コンサルタントは、策定した事業計画を実行する段階でも企業を支援します。

具体的には、事業計画の優先順位を明確にし、進行状況をモニタリングすることで、目標に向けた進捗を管理します。

さらに、チーム編成やリソース配分の最適化をサポートし、実行に必要な体制を整えなければなりません。実行中に発生する課題にも対応し、適切なアドバイスを提供することで、事業の順調な進行を確保します。

また、必要に応じて計画の修正や改善策を提案し、柔軟な対応を支援します。

新規事業コンサルタントと顧問契約を結ぶメリット

顧問契約とは、企業が外部の専門家を継続的に雇い、特定の分野に関する助言や支援を受ける契約です。新規事業コンサルタントの支援を受けるためには、顧問契約を結ぶ必要があります。

新規事業コンサルタントと顧問契約を結ぶメリットは、以下の4つです。

1.外部視点を導入できる

新規事業コンサルタントは、企業の内部事情にとらわれず、事業の進捗やリスク、競合環境を客観的に分析します。

また、豊富な経験と専門知識に基づき、企業が見逃している課題や改善点を指摘し、冷静で戦略的なアドバイスを提供します。

これにより、感情や社内のバイアスに左右されず、事業の全体像を把握しやすくなるでしょう。

2.専門的な知識や経験が得られる

新規事業コンサルタントは、市場調査や事業戦略、資金調達、リスク管理などの分野において最新の手法やベストプラクティスを理解しており、それを活用して企業に適した戦略を提供します。

また、コンサルタントは事業の課題を迅速に特定し、解決策を提案する能力を持っています。

そのため、企業は効率的に新規事業を展開できるでしょう。

3.ネットワークが広がる

新規事業コンサルタントは、過去のプロジェクトや業界で培った関係を活用し、企業に適したパートナーや投資家、技術提供者などを紹介できます。

また、コンサルタントが参加するビジネスイベントやネットワークを通じて、企業が新たなビジネス機会や協力関係を築くサポートも提供しています。

これにより、企業は通常では得られないリソースやチャンスにアクセスできるでしょう。

4.リスクが軽減する

市場調査や競合分析により、ビジネスのリスク要因を把握し、事業戦略や資金計画を調整することで、予期せぬトラブルの発生を防ぎます。

また、新規事業コンサルタントは、過去の事例を活かし、リスク発生時の効果的な解決策を迅速に提示できます。

そのため、企業はリスクに柔軟に対応しやすくなるでしょう。

新規事業コンサルタントと顧問契約を結ぶデメリット

新規事業コンサルタントは、企業に有益な反面、懸念点もいくつかあります。

新規事業コンサルタントと顧問契約を結ぶデメリットは、以下の5つです。

1.コストがかかる

新規事業コンサルタントは、市場調査、競合分析、財務計画など、多岐にわたる分野で高度なスキルを提供し、企業の成長を支援します。

また、外部の専門家を雇うことで、企業内部のリソースを節約し、より効率的な事業展開を実現できます。

そのため、その価値に見合った報酬を支払わなければなりません。顧問サービス費用は、サービスの規模や契約期間に応じて変動するため、顧問契約を結ぶ際には、費用や支援内容をチェックしましょう。

2.事業の意図とズレが生じる

新規事業コンサルタントは、外部からの視点で最も効率的な戦略を提案する傾向があります。

収益性や市場適応性を重視するあまり、企業の長年の理念や社会的使命と合わない方針を提示することも少なくありません。

そのため、企業はコンサルタントの提案を採用する際、自社の理念との整合性を慎重に検討する必要があります。

3.依存リスクが生じる

新規事業コンサルタントは、新規事業の成功に必要な専門知識や経験を提供しています。しかし、過度に依存すると、企業内部のチームが独自に判断や戦略を立てる能力が育ちません。

また、顧問契約が終了した場合、事業が停滞するリスクも伴います。企業はコンサルタントの助言を活用しつつ、内製化する力を維持しなければなりません。

4.契約範囲が曖昧になる

新規事業では予測できない問題や機会が発生しやすい傾向があります。そのため、問題や機会が発生した都度、新規事業コンサルタントに追加の業務を依頼するケースも少なくありません。

また、契約書の内容が不十分だったり、役割分担が明確でない場合、どこまでがコンサルタントの責任範囲かが不明確になり、双方の期待がずれる可能性があります。

5.内部調整が必要になる

新規事業コンサルタントの視点は、革新を促進する一方で、内部の意見や既存の慣行と衝突する可能性があります。

また、部署間での連携やリソース配分の見直しが必要になるため、従業員との調整や意識の共有が求められます。

そのため、組織内部を調整し、新規事業コンサルタントの提案がスムーズに実行される環境を築かなければなりません。

新規事業を成功させる新規事業顧問サービス活用法

新規事業顧問サービスを効果的に活用するためには、以下のポイントを押さえてください。

1.目的と期待する成果を明確にする

新規事業顧問サービスを活用する際には、目的と期待する成果を明確にしましょう。明確な目標があると、具体的な戦略やアクションプランが立てやすくなり、コンサルタントの専門知識を最大限に活かせるでしょう。

また、期待する成果をはっきりとさせることで、進捗状況を適切に評価し、必要に応じて迅速な調整や改善が期待できます。

2.適切なコンサルタントを選定する

新規事業顧問サービスを利用する際には、適切なコンサルタントを選定しましょう。

コンサルタントによって得意分野や経歴は異なります。企業のニーズに合致する新規事業コンサルタントに依頼することで、より効果的な提案やサポートを受けられるでしょう。

また、業界知識や過去の実績に基づいた具体的なアドバイスが提供されるため、リスク管理や市場戦略の精度も向上します。

3.双方向のコミュニケーションを重視する

新規事業顧問サービスを利用する際には、双方向のコミュニケーションを重視しましょう。

クライアントとコンサルタントの間で円滑に情報共有することで、企業の課題や目標、進捗状況を正確に把握でき、より効果的な提案が得られます。コンサルタントのアドバイスに対するフィードバックや、企業の内部事情を共有することで、具体的で実行可能な戦略が策定できるでしょう。

4.現場との連携を強化する

新規事業顧問サービスを利用する際には、現場との連携を強化しましょう。

現場は、実際の業務や顧客対応に関するリアルな情報を持っており、その知見を反映させることで、コンサルタントの提案が現実的で実行可能なものになります。現場との連携が強化されることで、戦略や計画の実行段階での摩擦や誤解が減り、円滑に新規事業顧問サービスを導入できるでしょう。

また、現場のフィードバックを活用することで、改善点を迅速に見つけ、実践的な調整が実現します。

5.短期的な成果と長期的な戦略のバランスをとる

新規事業顧問サービスを利用する際には、短期的な成果と長期的な戦略のバランスを取りましょう。

短期的な成果を重視することで、事業の進捗や市場の反応を早期に確認し、迅速に調整・修正できるでしょう。

一方で、長期的な戦略を考慮することで、持続的な成長や安定した収益確保に向けた経営基盤をつくれます。

6.事業の進捗を管理・評価する

新規事業顧問サービスを利用する際には、定期的に事業の進捗を管理・評価しましょう。

進捗管理により、事業計画が予定通りに進んでいるか、目標達成に向けて効果的な取り組みが実施されているかを確認できます。評価を通じて、成功した部分や改善が必要な点を特定し、必要に応じて戦略やアプローチを柔軟に修正できるでしょう。

これにより、事業が途中で停滞するリスクを軽減し、最終的な目標に向けて着実に前進できる環境を整えられます。

7.内部のスキルと知識の向上を図る

新規事業顧問サービスを利用する際には、内部スキルと知識の向上を図りましょう。

新規事業コンサルタントの支援に頼りすぎると、外部の助言がなくなった際に企業内部での自律的な判断や問題解決が難しくなる可能性があります。内部のスキルと知識を向上させることで、コンサルタントの提案や戦略を効果的に理解し、実行に移す能力が高まるでしょう。

また、組織全体が成長し、今後の新たな課題に対しても自力で対応できる強固な基盤を築けます。

まとめ

今回は、新規事業顧問サービスの基本概念から、具体的な業務内容、さらには顧問サービスを効果的に活用するためのポイントなどを解説しました。

新規事業コンサルタントは、専門的な知識や経験を活かし、事業計画の策定、リスク管理、マーケティング戦略などをサポートします。新規事業コンサルタントが持つ客観的な視点と豊富なネットワークを活用することで、新規事業立ち上げの成功確率を高められるでしょう。

新規事業の立ち上げでお悩みの方は、新規事業顧問サービスの利用を検討してみてください。

問い合わせ先


【代表取締役】
津島 越朗
【設立】
2016年 10月21日
【本社所在地】
東京都渋谷区恵比寿3丁目9番25号 日仏会館5階
【事業内容】
新規事業立上げの支援・コンサルティング
【公式サイト】
https://unlk.jp/